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年代で異なる志望動機のアピールポイント

介護職を志望する場合に限った話ではありませんが、志望動機の書き方は転職活動で苦労しやすいポイントです。
志望動機は採用担当者が最も注視するところでもあるため、しっかり考えて伝える必要があります。
志望動機は、自分の状況に照らし合わせて書く必要があります。
そのため、20代でアピールしやすい志望動機と、30代以降でアピールしやすい志望動機は異なってきます。
20代で介護の世界に飛び込みたい考えている場合、志望動機で重要なのは熱意です。
若さは転職市場では大きな武器になる上、介護職は人手不足の傾向があるため、志望動機がややつたなくても、問題が出にくいのは確かです。
とはいえ、「未経験でも働きやすそうだから」「稼ぎやすそうだから」といった本音を正直に記載するのはNGです。
「家族を介護してもらった経験から介護職に憧れている」といったように、介護職として働くことが自分の目標になったきっかけを強くアピールするのが大事です。
一方、30代以降になると、雇う側の審査は若い頃よりシビアに行われるのが一般的です。
介護業界は人材不足が慢性化しているため、採用されやすい傾向にありますが、熱意があるだけでは受かりにくくなります。
というのも、若い内は思考がまだ柔軟なため、教育次第で変わる余地がありますが、30代以降になると仕事へのこだわりや考え方が凝り固まってしまう傾向にあるというのも背景としてあります。
そのため、無資格ではなく、介護職員初任者研修を取得した上で面接に望んだり、介護に活かせる前職のスキルをアピールしたりと、人材としての価値をしっかり伝えることが大事になってきます。